宝塚に恋をして

私が恋した宝塚について徒然に。。

「蒼穹の昴」大劇場新人公演を観てきた話 ~波線上7人について~

本当に本当に全員が大健闘の素晴らしい新人公演でした。 新人公演は当然、本公演より様々な面で拙いけれどその足りなさを補って余りあるほどの若いエネルギーでそれぞれの役へ全力でぶつかってゆくので、本公演とはまた違う感動や満足感がある公演だなと思う…

心中・恋の大和路 ~忠兵衛の存在感~

1幕、特に前半の忠兵衛はあまりパッとしない。何度見てもパッとしない。 それが2幕では生き生きと輝いていて。しかも破滅へと向かわざるを得なかったんだということが1幕でのエピソードの諸々から納得してしまう。 2幕の説得力が1幕にあることに2幕になって…

心中・恋の大和路を観て

『心中・恋の大和路』は前回の雪組公演では諸事情でスルーしていた。でも今回は贔屓が出演するので何としてでも観なければならなくなって、私にとって面白い巡り合わせの作品だなとぼんやり思っている。 決して好みの作品ではないけど、観劇を重ねるごとに作…

贔屓に堕ちた話

気付いたら3部作の3話目みたいになってしまったので‥笑その前の話を以下に貼っておきます。よろしければご覧ください。 zukakoi.hatenablog.com zukakoi.hatenablog.com 自粛期間明け一番最初の出演公演は全国ツアー公演だった。当然、全国ツアーではなくな…

オデッセイ千秋楽での彩風さんのご挨拶に救われた話

すごくすごく久しぶりに軽やかな気持ちで朝を迎えた気がする。身体が軽い。8/11の朝に感じたことだ。 今年の始め、オデッセイの全公演中止はどう消化したら良いかわからないくらい大きな大きな衝撃だった。宝塚を観始めてから、こんなことは初めての出来事だ…

贔屓と出会ったその後のはなし

こちら↓の続きのお話です。。 zukakoi.hatenablog.com 彼女と出会ったのは、本科生のときのすみれ募金。つまり音楽学校生で本名の時代なので名前を知る術はなく、入団して芸名発表となるまで約1年待つことにした。 今振り返ると彼女との出会いは「一目惚れ」…

贔屓と出会った話

すみれ帰りをして早数年。今、思いがけず贔屓のいるタカラヅカ生活を満喫しているので、出会いから沼落ちまでを備忘録がてら書いてみます。今と未来の自分のためにも。 因みに、私にとって「贔屓」は1人です。 最近は色んな解釈があるようで、贔屓が複数人い…

オリジナルレターセットを作った話

いつだったかもう覚えていないんだけど、TwitterのTLにオリジナルレターセットを作成した方のブログが流れてきたことがあって。その時に初めてそんなことができるのか!ということを知った。 それがこのブログhttps://torata-nu.hatenablog.com/entry/2017/0…

トップスターと巡る輪と

ちえ(柚希礼音)がトップになった時に新しい時代が来たなと思った。今までの「トップ=孤高の存在=孤独感」といった感じがなく、仲間に囲まれたままトップになったという印象をうけたからだ。勿論、トップとしての重責やトップにしかわからない人と分かち…

デュエットダンスと相性と

私が宝塚を観始めた頃はデュエットダンスが一番嫌いだった。 嫌いというのは少し語弊があるかもしれないが、とにかく意味が分からなかったし(情緒が理解できなかったのですね、残念ながら)興味が湧かなかった。エネルギーを爆発させるようなショーが好きと…

拝啓 明日海りお様

日付が変わってしまいましたが…宝塚ご卒業おめでとうございます。 宝塚を偉そうに語れるほどのファン歴ではありませんが、私が知る中で貴方ほど過酷な宝塚人生を過ごしたタカラジェンヌを私は知りません。 新公時代は新公主演に加えて本公演での役替わりをさ…

2度目の恋 ‐再びの沼へ-

宝塚と距離をおいて早数年、暫くはいいかなと思っていた筈だったのに、まんまと舞い戻ってきてしまった。 恐るべし、だいもん(望海風斗)。。。! 宝塚は一度はまると抜けられない沼みたいなもので、魅力的な分、私には自制も難しくて、色んな意味でだんだ…